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「召喚・『聖なる白鳥(ホーリースワン)』!」
エアルが選んだのは、他属性・・特に闇属性の防御力を高める召喚獣・『ホーリースワン』。
これを剣と一時的に同化させる、『召喚魔法』を使ったのだ。
「なるほど・・では、オレは」
オリオンもわざとなのか、同じ手に出た。
「召喚・『新月の翼(ブラックナイト・ペガサス』」
「!?」
(こんな魔法、使えないはず・・!)
そう思った瞬間、
「っっ!!」
急に視界が暗くなった。
(何これ・・・目が見えない!?)
「『新月の翼(ブラックナイト・ペガサス)』は、対象者の視力を奪う魔法だ」
「・・・な・・」
このままではまともに戦闘すら出来ない。
(こうなったら、アレに賭けるしか・・・)
エアルが持つ中で最高の魔法、それは・・・
「『光の導き』!!」
(これなら、剣が導いてくれる!)
『光の導き』は、あらゆる攻撃の軌道などを読み取り、その名の通り術者を導いてくれる魔法。
だから多少目が見えなくても、少しぐらいは攻撃が当たるはずだ。
オリオンが悔しそうに舌打ちした。
「く・・・っ、『白騎士の翼』・・!」
白騎士長のみが使うことが出来る、最強の魔法・『白騎士の翼』。
攻撃が当たった時の危険性はかなり高いと予想される。
だが・・・光属性魔法を通常通り使えないオリオンの剣は、それほどダメージが少なそうに見える。
もう、どんな魔法が来ても怖くなかった。
全ては彼をいつもの姿に戻すため。

数時間前、オリオンは話があるんだとエアルを呼び止めた。
彼の顔が少し赤みを帯びていた。
見ているこっちが恥ずかしくなってきて、
「じゃあ後で話してくれる?」
思わずそう言ったらオリオンがあの時間を設定した。
それが、待ち合わせの時間だったのだ。

剣が、オリオンの身体に当たったのが分かった。
同時に明るさが戻ってきて、苦しそうに顔を歪めるオリオンが見えた。
ごめん、オリオン。
倒れこんだ彼の身体を支え、何度も謝るエアル。
「ごめんね・・・」
その時。
フワッと彼の身体から何かが抜けていった。
「?」
どす黒くて、砂のようなものだった。
(何かに・・取り付かれてた?)
驚くとともに、彼女は少しほっとした。
「じゃあ・・・別に裏切ったって訳じゃなかったんだ・・」
そっと彼の髪に触れる。
(でも・・そしたら、真犯人がいるって訳だし・・・)
「・・・・・う」
聞こえたのは、オリオンのうめき声だった。
「!!オリオン、大丈夫!?」
ゆさゆさと彼を動かす。
「・・・・エア、ル・・・。早く・・・逃、げろ・・」
「え?」
「あいつは・・・化、物だ・・」
がくりと彼の首が下がる。
また意識を失ったようだった。
(『あいつ』って誰・・・?)
そう思ったとき、背筋をぞくりと冷たいものが走った。
(な、何・・この感じ?)
思わずエアルは振り向いた。
そこにいたのは・・・
「残念だな・・もう少しでそいつも、裏切り者となったのに」
黒騎士だった。
「あんたが、犯人なの?」
きっと睨みつけるエアル。
白騎士・エアルと、黒騎士が対峙した瞬間であった。



続く
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【2011/01/30 16:38】 | オリジナル小説
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No title
LandM(才条 蓮)
目くらましも重要ですよね。そういうフェイント技の積み重ねが大技につながるのが柔道だったり格闘技だったりしますからね。いきなり大きい技を出しても防御されるのがオチですからね。戦闘の参考になりますね。
どうも、LandMです。ようやく復帰できました。
また読ませていただきますね。

Re: No title
mimi346
ご訪問ありがとうございます!

LandM様にそう言って貰えると、すごく元気が出ます。
本当にいつもありがとうございます^^

それと、復帰おめでとうございます。
私もLandM様の小説を楽しみにしています。
これからも頑張ってください!

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