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とある小さな田舎町を抜け、少女は自宅に向かって歩いていた。

大きな森に囲まれた、自分の家。
例え街から少し離れた場所で不便なのだとしても、少女はあの家が好きだった。
心地良い木の香りと、暖かい雰囲気を持つ家。
想像して思わず鼻歌を歌いそうになったが、喉から出る寸前でそれを呑み込む。
少女は小さな包みを抱え、急ぎ足で歩き出した。

早くこれを、お父さんとお母さんに見せたいな。

包みの中身を見せた時の両親の顔を思い浮かべ、胸を躍らせる。
一体、どんな反応を見せてくれるのだろう。


家が見えてきた所で、ふと辺りが騒がしい事に気付く。
何だろう、と不思議に思った時、甲高い悲鳴が聞こえた。
嫌な予感に顔を真っ青にしながらも、少女は必死に走った。


「お父さん!!お母さん!!」
急いで木の扉を開くと、そこには想像を絶する光景が広がっていた。

「・・・・嘘・・・」
ぱさっ、という音を立てて、抱えていた包みが床に落ちる。

その時、少女の背中に黒い影がかかった。
後ろを振り返ると、そこには見知らぬ男。
男は何かを呟きながら、手を振り上げる。

部屋に、少女の絶叫が響き渡った。



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【2011/05/24 21:31】 | オリジナル小説
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