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「ここどこだろうな」
「そうっスねー」
「さっきのボタン、どう考えても」
「間違えたっスねー」
「・・・その語尾、なんかイラッとくるからやめろ」
「はいはい・・・・・あー、うそです冗談ですごめんなさい」
「・・・はあ」
(まったく、面倒なところに来ちまったな・・・)
「・・・・うん?ここってもしかして」
「海底洞窟っスねー」
レイルは気のない返事をした。
「・・・・・・・・・なんか恨みでもあるですか?」
「決まってんだろ」
そう言いながらも、迷わず洞窟の奥へと進んでいく。
「でも、どうするですか?こんなところで」
「・・・さあな」
「・・・・・・誰かいないかなあ~」
リルキィはふらふらとまわりを見回していたが、こんな浮世離れした場所に人などいるはずもない。
「・・・おっ?」
「何!?何か進展があったですか!?」
リルキィは急いで振り返ったが、
「こんなところにジャイアントクラブが」
レイルはしゃがみながらそう言った。
「・・・ちっがぁぁぁう!!なにか脱出する方法を・・・」
「おっ、この岩開いたぞ」
「・・・・・・・え?なんで??」
リルキィは不思議そうな表情だった。


「・・・・ああああああ!!」
「リルキィ!?どうした!?」
「人がいる!」
「・・・・当たり前だろ?」
「な、なんでっ!?」
「だってここ、ユークギルドだし」
「・・・へ?」
言われてみれば、確かにユークしかいなかった。
「奥はユークギルドだからな」
「・・・ほへー」
あきれるのを通り越して、もう感心だった。
「まあ、とりあえずそこのユークたちに・・・・」
そこでレイルの口が止まった。
「・・・・・・」
「レイルさん?」
「・・・あいす」
「え!?」
振り向くと、そこにいたのは確かに・・・
あいすだった。

「あいすさん!?」
「あら、レイル。それにリルキィさんも」
「レト水道に向かったんじゃないのか!?」
「でも、もう調査は終わりましたから」
「調査?」
「ほら、例の洞窟の」
そこでレイルが口を挟んだ。
「・・・・あいす」
「はい」
「・・・修道院近くで、一時行方不明になったよな?」
「あ、はい。そうですが?」
「そのとき、どこへ行ってたんだ?」
「ああ」
あいすはそのことか、というように言った。
「・・・穴に入ったんですよ」
レイルもリルキィもじっと話を聞いていた。
「そうしたらですね」
(・・いいから早く言ってくれ)
「あの洞窟にいたんですよ」
「・・・やっぱりか」
「はい?」
「ああいやなんでもないから、続けてくれ」
「で、それからまた修道院に向かいました」
「・・・は?」
「どうかしました?」
そこでレイルは、洞窟であったことを話した。

「そうですか・・・」
あいすは考え込むように姿勢を変えた。
「・・・間違いなく、それは霊泉の波動を乱すものですね」
「・・誰だか特定できるか?」
「・・・・私たちのことを知っている人物だと思います」
「・・・うーん・・」
「それから、私に化けられるほどの魔力を持つもの・・・」
「・・お前の知り合いにいるか?」
そこでリルキィに聞いた。
「そんなことする人いませんよ」
「そうだよな・・・」
「あとは・・・」
「あいすさん!!」
そこで、一人のユークが駆け寄ってきた。
「・・あ、話の途中ですみません」
「いえ、いいんですよ。それより、どうかしましたか?」
「ありましたよ!例の洞窟の、4つ目が!」
近くでおおっと声が上がった。
「こっちです!」
ユークはそういってあいすを連れて行こうとする。
「・・・レイル」
あいすは静かに続けた。
「よろしければ一緒に来てください。ただ・・・今の話は着いたらにしましょう」


「・・・で、話は?」
「ええ・・・気になることがありまして」
リルキィは先ほどから上の空で、あたりをうろうろとしている。
「修道院にいたユークのことなんですが・・・」
「私が戻ったとき、気絶していたんです」
「気絶!?」
「それで、クラヴァットの少女たちが懸命に介抱をしていました。
 私が戻ってしばらくして、赤い穴が消えたとき意識が戻ったようです」
「そうだったのか・・・」
そのとき、リルキィが叫んだ。
「レイルさん、また・・・!」
「どうした!?」
「光が・・・」
「!?」
また、洞窟内は赤い光に包まれていた。
「どうなっているのですか!?」
さすがのあいすも混乱しているようだ。

そして、聞き覚えのない奇妙な声が聞こえ始めた・・・。



続く
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【2010/06/12 19:18】 | FFCC二次小説
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