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雲ひとつない青空。
その地の中心にある「街」・・・。
そこで彼らは休んでいた。
「疲 れ た っ ! !」
(エルザとくりす以外の)一同は、とあるカフェでぐだぐだしている。
なにせ、ダンジョン(しかも最深部まで)を一通り回ってきたのだから、無理もない。
「お疲れ様。で、早速なんだけどこれから行きたいところが・・・」
「はあ!?まだどっか行くのか!?」
「ちょっとは休ませてくれ!」
ぎゃあぎゃあと反論の声が響く中、唯一賛成の手を挙げたのは・・・
「まあ、いいじゃないか。楽しそうだし」
エルザだけだった。
「どこが楽しいんだよ!?」
「てか、今度は何するんだよ!?」
エルザは静かに、テーブルの上に一枚の紙を置いた。
「・・・・なんだ、これ?」
「よく見てみろ。なかなか面白そうだぞ」
その紙に書いてあった面白い事というのは、これだった。
『とある樹海 選ばれし戦士だけは 最深部にある石版へと 進むことが出来るなり』
「・・・・・・・・」
しばらく沈黙が流れる。
「なんじゃこりゃ??」
一番最初に沈黙を破ったのはナツだった。
「選ばれし戦士・・・?って、何なの?」
ルーシィがエルザに疑問符を投げかけると、エルザは一番下に書いてあった小さな文章を指差した。
『選ばれし戦士 それは 異界から訪れる 8人の戦士たちなり』
「・・・・ていうか、この語尾の『なり』って何なのよ」
「さあな・・・」
「ん?待てよ」
グレイが急に考え込んだ。
それに気付いたらしいジュビアが、先の言葉を口にした。
「もしかして、8人の戦士って言うのは・・・」
さらにジェラールが、今いる人数を数えた。
「オレ達が、8人だから・・」
それを聞いたルーシィが驚く。
「あたし達が、8人の戦士かもって事!?」
「す、すげえな!そしたらどうなるんだ!?」
「あい!きっと金銀財宝がザックザクなんだよっ!」
「お前・・・話聞いてないだろ・・」
グレイがあきれたように呟いた。
「・・・で、この石版って言うのは何なんだろう」
「・・・・・それを確かめる為に、樹海へ行くんだ」
今まで黙っていたくりすが、そこで口を開いた。
「おう!そうと決まったら・・・さっさと行こうぜっ!!ハッピー!」
ナツが、一人で走っていってしまった。
「あいさーっ!」
ハッピーも、全速力でナツの後をついていく。
が、
「ナ・・・ナツ!うまく走れないよ!」
「は?お前なに言って・・・」
言いかけたナツが、止まった。
「そっか・・・お前、魔法使えないんだっけな・・」
ハッピーの使う魔法は、「エーラ」・・翼だ。
今までその翼を主な移動手段としてきたハッピーは、走る事にあまり慣れていないのだ。
「仕方ねえな・・・・ほら、これでいいだろ?」
ナツは軽々とハッピーを持ち上げ、自分の肩に乗せた。
「・・・あい!」
ハッピーがまた、満面の笑みで笑った。

ナツたちに少し遅れながら、残りの皆はナツたちの後を追っていた。
「・・・ナツって、案外優しいよねぇ」
ルーシィのその言葉に、思いもよらない返答が返ってきた。
「・・・なんだ、惚れたのか?」
エルザがニヤニヤしながら、そう言ったのだ。
「は、はあっ!?エルザ、何言ってんの!?」
そう言いながらも、ルーシィの顔は赤くなってきている。
「できてぇる」
バルゴが巻き舌風に言う。
「できてないからぁっっ!!」
彼女の声は、広場に虚しく響くのであった。



続く
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【2010/09/21 17:48】 | その他二次小説
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