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一方その頃、ルーシィとハッピーはというと。
「・・・・ねえ、ルーシィ。本当にあの人数で大丈夫かなあ?」
「大丈夫よ。みんな強いもの、きっと勝てるわ」
2人は、いったんギルドに戻り応援を要請したのだ。
「じゃあ、私たちも中に入って・・・・。・・・ん?正門が開いてるじゃない」
「ルーシィ!絶対罠だよ!!」
「分かってるって。裏門から入ればいい話でしょ」
2人は正門の前を通り過ぎる。
・・・そこにはすでに、敵が潜んでいた事に2人は気付いていなかった。
やっとルーシィが気付いたときには、もう・・・手遅れだったのだ。
「ハッピー、危ないっ!!」
「へっ・・・!?」
カッと、辺りが光に包まれる。
それは紛れもなく、爆発の合図。
「うわあぁぁぁっ!!」
「ハッピィーーっ!!」
ズドォォン。

「!?」
「!!」
「何だ、今の爆発は!?」
遠くで、しかしはっきりと聞こえた爆発音にナツたちが驚く。
「・・・・今のは・・ルーシィとハッピーの、声・・・?」
ぼそりとナツが呟いた。
「何だと!?」
ナツは耳がいい。
それは、つまり・・・
「・・・・私、見てきます!」
最初に動いたのはジュビアだった。
「あ、おいジュビア!?待てよっ!」
あわてて追いかけようとしたグレイだが、エルザの剣で静止される。
「・・・・心配だが、ここはジュビアに任せよう」
「な、何言ってんだよ!?」
「・・・頼む・・・もう時間がないんだ・・・」
心のそこから絞り出したようなその声に、グレイも押し黙った。


「・・・あ、れ・・?」
何も、傷がない。
だが、振り向いて目にしたものは・・・
「ルー・・シィ・・?」
血を流して倒れている、ルーシィだった。
「あたし・・・、これぐらい、しか・・・・できないから・・」
「ルーシィ!!大丈夫!?」
彼女が身代わりになってくれたのだろうか。
「早、く・・・・、ナツたちのところに、いきな、さい・・・」
「でも・・・」
「いいから、お願い・・・!もう、あの2人に・・・悲しい思い、させたく、ないの・・・」
『あの2人』というのは、聞かなくても分かった。
「・・・・分かった!!ルーシィ、絶対に無理しちゃダメだからね・・・!」
ハッピーの目からは、大粒の涙が流れていた。
2人の思いは、一緒だった。
(こんな卑劣な事する奴らに、負けたくない・・・!!)


「・・・グレイ、頼む。お前の力が必要なんだ」
「・・・・分かった。で、何すりゃいいんだ?」
「あの壁を上れるように、氷を張ってくれないか」
彼女は、きっと頂上を見つめた。



続く
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【2010/10/03 21:01】 | FT二次小説
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