主にFAIRY TAILの二次小説とオリジナル小説を書いているブログです。CP要素が含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。
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「・・・・ねえ、ジェラール」
ある日、昼食の時の事だった。
「ん?」
「・・・『魔法』って、どんなものがあるのか知ってる?」
「何で?」
「あ、あの・・・。ロブおじいちゃんに少しは教えてもらったんだけど・・・私って、どんな魔法なら使えるようになるかなあ?」
「やろうと思えば、どんな魔法でも出来るようになると思うよ。エルザなら」
「そ、そそそんなこと・・・」
みるみる彼女の顔が紅く染まっていく。
「例えば・・・・『換装』とか?」
「・・・・かん、そう??」
聞いたこともない魔法だった。
「剣とか、槍とかの武器を異空間から呼び出して使うことが出来る魔法なんだって」
「い、異空間から、呼び出し、て・・・?」
「うん。より高度になれば、鎧とかの防具だって・・・」
「無理無理無理っ!!」
「エルザなら出来るよ。オレ、ずっと応援してるから」
「・・・ずっと・・?」
「ずっと。離れ離れになっても、ずっと」
離れ離れという言葉に、エルザの胸がきゅっと痛くなった。
(・・・離れ離れになんて、なりたくないよ・・・)
小さな少女の小さな願いさえも、結局は叶わなかった。


「・・・で、オレがこの壁に氷張った瞬間に、お前が動くんだな?」
「・・・・あ、ああ」
(こんなときに過去のことを思い出すとは・・・困ったものだ)
エルザは密かに苦笑した。
その時、ナツが突然異議を申し立てた。
「お、おいおいおい、ちょっと待て!!」
「ナツ、どうしたんだよ」
「・・・オレは!?オレは何すりゃいいんだよ!?」
「そこで見ていればいい」
しかし、エルザにあっさりと切り捨てられた。
「・・・・嘘だろぉぉっ!?」
そんなナツにグレイがぼそりと呟く。
「・・・ハッピーが来ればいいんだけどな・・・」
ちょうどその時。
「みんなーーっっ!!」
ハッピーの声だ。
ギュゥゥン。
「あべっ!!」
「ごへっ!!」
勢いをつけすぎたハッピーは、ナツに正面衝突してしまった。
「うう、ナツ、ゴメン・・・」
「ハッピー、無事だったのか!?」
「ルーシィの声も聞こえたようだが・・・ルーシィは!?」
ハッピーはそこで黙ってうつむく。
「・・・・ルーシィは、オイラの身代わりになってくれて・・・。それで大怪我しちゃったけど、ジュビアが何とかしてくれるって」
「ジュビアが!?」
「うん。ウェンディを呼んであったから、急いで探してもらってるよ」
「ウェンディが来るのか!?」
「うん。あと、シャルルとガジルとレビィも呼んだんだ」
これなら勝てると、ナツ・エルザ・グレイの3人は確信した。
「・・・よし、エルザ・・やるぞ!!」
「ああ、頼んだぞ!」
「行くぞハッピー!」
「あいさー!!」
4人が勢いよく走り出す。
「・・・おらぁっ!!」
その声と共に、たちまち壁は氷づけになる。
そして、それと同時に・・・
「『飛翔の鎧』・換装!!」
エルザがすばやく壁を駆け上っていく。

・・・・その奥には、思いもよらない『事実』が待っていた・・・。



続く
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【2010/10/05 20:52】 | FT二次小説
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