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氷の壁を駆け上ったエルザ。
ハッピーと共に飛んできたナツ。
そこで、目にしたものは・・・・

「・・・・誰も、いない?」
一瞬そう思った。
だが、奥には・・・
「・・・・ジェラール!!」
(やっと見つけた・・・!)
思わず彼を抱きしめるエルザ。
そんな彼女を、ナツ達はやれやれと呆れながらも嬉しそうに見ていた。
「よかった・・・無事だったんだな・・・」
そして、『彼』の瞳がゆっくりと開く。
「・・・・え・・・?」

「・・・・おい、グレイ!」
「ガジル!?」
下で待機していたグレイの元にやってきたのは、ガジルであった。
「何してんだよ、こんな所でよぉ!?」
「は?何してって・・・ジェラールを助けに来たに決まってんだろ?」
「お前・・・まさか、知らないのか?」

「・・・・・・・」
「・・・ん?エルザ、どうしたんだ?」
エルザの様子がおかしい。
「エルザー・・・?」
ハッピーも不安そうに声を掛けた、その時・・・
・・・・ジェラールの口元が、歪んだ。
「・・・・な・・」
そして、静かに起き上がった。
ぎゅるん。
不気味な音を立てて、彼の衣服が替わった。
「・・・・な、んで・・」
彼女には見覚えがあった。
その白い服、そして彼と同じ顔の・・・
「ジークレイン・・・!?」
彼は意味ありげに笑った。

『俺達は、一人の人間だ。最初からな』
『まさか・・・、思念体!?』

その光景は、今でもはっきりと脳裏に焼きついている。
「ジー、クレイン・・・?お前は、思念体だったんじゃ・・・?」
エルザが問いかけても、彼はただ静かに笑うだけ。
「『ジークレイン』?ああ、あの評議員の事か?」
ナツがハッピーにこっそり聞いた。
「ジェラールの思念体だったはずなんだよ。なんで、ここにいるんだろう」
ナツとハッピーの2人は、不思議そうに彼を見つめていた。
「・・・・確かに、『あれ』は思念体だった」
彼が静かに語り始める。
「だが・・・、『ジークレイン』は確かに存在する」
「そ、それはどういう・・・」
「・・・・オレは、ジェラールの双子の兄・・・ジークレインだ」
「・・・・・!!」
エルザは、驚きで声も出ない様子で。
「「・・・・・へ?」」
ナツとハッピーは、ぽかんとした表情で。

・・・・それぞれ、同じ顔、同じ青い瞳の『ジークレイン』を見つめていた・・・。



続く
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【2010/10/09 17:35】 | FT二次小説
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