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「・・・ジ、ジークレイン、だよな・・・!?もっと詳しく話せ!!」
ようやく正気に戻ったエルザが、ジークレインに食ってかかった。
「ん?ああ・・・それもいいが、『ジェラール』はどうするんだ?そろそろ時間が無くなってきているぞ」
「・・・・!!」
(くっ・・・、私としたことが・・!こんな所でもたもたしていたら、ジェラールは・・!)
「・・・・おいっ、ジェラールはどこにいるんだよ!?」
ナツも同じく、やっと本調子が出てきたようだった。
「・・・さあ。それはオレも知らない。・・・ナツ、お前は滅竜魔導士じゃなかったのか?」
「は!?何言って・・・」
言いかけたナツだったが、エルザに静止された。
「ナツ、お前は鼻が良いはずだろう!ハッピーと一緒にジェラールを探すんだ!!」
「あ、そういうことか・・!おし、任せとけっ!!」
そう言ったかと思うと、ハッピーと共に全速力で飛んでいく。
「・・・・ん?こっちからあいつの匂いがするぞっ!!・・・おいハッピー、そっちじゃなくてこっちだ!」
「あ、あいっ!!」
そんな2人を見届けたエルザは、ナツ達とは違う方向に歩いていくジークレインに気が付いた。
「・・・お前はどこに行くんだ?」
「ジェラールの事は頼んだ。オレは行かなきゃいけない所があるから」
「・・・・そうか。全部終わったら、詳しい話は聞かせてくれないか?」
「ああ」
彼は短く返事をすると、また歩き始める。
「・・・私も、急いで追わなければ」
確か、下にはグレイが待機しているはずだ。
「グレイ!ここから降りるのを手伝ってくれないか!?」
エルザが呼びかけると、
「エルザ!ジェラールの話、聞いたのか!?」
どうやらグレイも話は聞いたらしい。
「・・・ああ!」
それを合図に、グレイがまた壁を凍りつかせた。


「・・・・ったく、『ジェラール』って誰なんだよ・・・」
ぶつぶつ愚痴っているのは、ガジルだ。
実は彼は、よく事情も聞かないまま(強制的に)出動させられたのだ。
「ガジルさーん!!」
遠くから、小さな女の子の声が聞こえた。
「・・・お?新入りのガキ・・じゃなくて、ウェンディじゃねぇか」
「ルーシィさんの手当て、終わりましたよー」
「おう。じゃあ、そこのメスネコ連れてきてくれ」
「メスネコって言わないでちょうだい!!」
シャルルが半ばキレながらも、ガジルの元へと飛んできた。
「じゃあ、私とレビィさんはここに残りますね」
「頑張って、ガジルくん!」
「・・・『くん』付けかよ・・・」
迷惑そうに言ったガジルだったが、その表情は何故か嬉しそうであった。


「・・・・何!?侵入者がここに向かっているだと!?」
「・・・はい。ラハールが例の囚人と勘違いした事が原因の一つのようです」
「・・・・・やはり、新人に任せるのは不味かったか・・」
「・・・・・」
とある牢で、2人の男が話し合っていた。
その隣には、囚人らしき男も縛り付けられていた。
「・・・・全く、この肝心な時に・・・」
「急がないと、不味いですね」
「・・・お前は外を見張っておけ。まあ、まずここには入れないと思うが・・・」
「はっ。必ずこの場所は『守り』ます」
男が・・・思念体らしい男が消えた。
(『守る』・・・?)
縛り付けられた彼は、何かを思い出しそうだった。
「・・・・さてと。やるか」
残った男は台の上においてあった剣を手に取り、
ゆっくりと・・彼に刃が振り落とされる。
・・・もう少しで、思い出せそうなのに・・。
(・・・・すまない、エルザ・・・)



続く
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【2010/10/09 18:04】 | FT二次小説
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