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「何があっても、エルザの事だけは、守るから・・・」
「・・・ジェラール・・。・・・・私も、」
「?」
「私も約束するよ。私は・・・ずっとジェラールの味方だからね」
「エルザ・・」
彼は優しく微笑み、エルザの耳元で何かを呟いた。


「やめろおおぉっ!!」
ナツの絶叫が響いたとき・・・・
「開け、獅子宮の扉!!ロキ!!・・お願い!」
「了解!」
「何っ!?」
なんと、ロキ・・獅子宮の星霊・レオが壁を突き破って攻撃してきたのだ。
それと同時に、
「天輪・『循環の剣(サークルソード)』!!」
穴から飛び出てきたエルザも攻撃を仕掛ける。
「ぐああぁっ!!」
それによって、見張りの男もようやく倒れた。

「・・・・ルーシィさん!無理しちゃダメですよ!!」
慌てて駆け寄ったウェンディが悲鳴を上げる。
もともと魔力を消耗していたルーシィは、やっと意識があるような状態だった。
「そういうウェンディも無理してるんじゃ・・・」
「私は大丈夫ですよ、ジュビアさん」
「ルーちゃん、もう無理しちゃダメだよ・・・」
レビィの言葉に、ルーシィはこくんとうなずいた。

「・・・・ほら、行くぞ。エルザも来たことだしさ」
「オレには・・・ここから出て行く資格は無い」
「・・・・だーーっ!!まだそんな事言ってんのか!?」
ナツはイライラしたように足をバタバタさせている。
なかなか立ち上がりそうにないジェラールを見て、エルザが静かに言う。
「ジェラール・・・。私は、ずっとお前のそばに居たいんだ」
「・・・・・」
「それにな」
エルザは昔のように微笑んだ。
「私達・・・約束したじゃないか・・・『ずっと一緒に居よう』って」
「・・・・!!」
それはあの時交わした約束、・・・秘密の約束だった。
そっと彼がエルザの耳元で、照れくさそうに言った約束。
「・・・だってよ。とにかく、ここから出ようぜ」
ナツが笑いながら、出口となる穴を指差した。
・・やっと、彼は立ち上がったのだった。


「・・・・ジークレイン!」
「・・・ニナ・・」
ジークレインの前には、一人の少女・・ニナが立っていた。
「あんたもしかして、わざと捕まってたの?心配したんだからね」
「ニナ・・・、お前オレの『あの事』、知っていたのか?」
「まーね。なんとなくは」
ニナはそう言って笑う。
「ギルドに入ったんでしょ?なら、早く帰ったほうが良いんじゃない?皆心配してるかもよ?」
「・・・どうかな。・・・・ああ、そうだ」
「?」
「ギルドの奴らに・・・『明日には帰る』と言っておいてくれないか?」
ジークレインはそれだけ言うと、すたすたと歩いていってしまう。
「ちょ、ちょっと!?せっかくの再会なのに、どこ行くの!?」
彼は少しだけ振り向くと、
「・・・『妖精の尻尾』だ」
笑って、そう言った。
「・・・・・?」
不思議そうな顔をしてニナは突っ立っていた。



続く
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【2010/10/10 15:02】 | FT二次小説
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