主にFAIRY TAILの二次小説とオリジナル小説を書いているブログです。CP要素が含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「・・・・・寒いですー」
少女は言う。
「・・・・・クポー」
隣にいたモーグリは答えた。
もっとも、何を言っているのかは分からないが・・・。
「死ぬかもですー」
「クポポポー」
「・・・・・・・うん?そんなことはない?」
少女は、モーグリの言葉が分かるらしい。
「いやまあ確かに、食料はあるですけど・・・」
などと少女はブツブツとつぶやいている。
「でも、本当に誰か来ないと死んじゃうですよ?」
「・・・クポ!!」
モーグリが急にこちらを向いた。
少女もほっとした顔をしてこちらを向いてしまった。
「・・・・・・あ、人がいたのです~~」
少女は喜んで、ぴょんぴょんと飛び跳ねている。

・・・・・・・・・・・・・・しまった。
面倒なやつに気づかれてしまった。
このままでは、いずれ自分の正体もばれてしまうかもしれない。
・・・・・・・・逃げよう。
青年は、反射的にそう思った。
うん。それが一番いい選択肢だ。

だが、思いのほか少女はこちらに向かってきた。
「・・・・一緒に脱出して、くれるですよね?」
少女は、キラキラと輝いた笑顔を向けてきた。
たぶん、ここで断ったら責任を押し付けてくるに違いない。
そうなると、さらに面倒な事になってくる。
・・・・・こんなことなら、少女に気づいた時点で引き返すんだった。
「・・・・・・・・・名前は?」

そう青年が言った瞬間、一瞬少女は勝ち誇ったような表情になった。
青年は、心の中で大きなため息をついた。
こいつは、なんなんだ・・・・。
「えっと、リルキィっていうですー。リルティ族ですー」
種族なんて見れば分かる。
だが、少女はリルティ族の少女にしてはスマートな体型をしていた。
等身も、他の少女たちに比べれば高い。
リルティ族の、ある少女を思い出してしまった。
「・・・・・・あのー?」
彼女は不安そうな顔をして青年のほうを見た。
「・・・あ、ああ、なんだ?」
「あなたの名前はなんていうです?」
そういえば、まだ自分の名前を名乗っていなかった。
「・・・・・・・・レイルだ」


「・・・・・なるほど、リベルゴージュ修道院に向かおうとしたが、巡礼の氷窟に魔物が出現していたので通れなかった、と」
「そうなのですー。いつもの道が凍っているから、先に進めなかったですー」
「待ってればそのうち魔物もいなくなるだろ」
レイルはそういったが、リルキィはこう答えた。
「・・・・でも、いつまで経ってもいなくならなかったですよ?」
「・・・・・?」
だいたい、瘴気ストリームが出現しなくなった今、魔物が出現する事自体がおかしいのだ。
そのうえ、魔物が出現したまま・・・だと?
わけがわからない。
「・・・・・まあいい、先に進んでみるぞ」
「でも、どうやっ・・・・ちょわっ!?」
リルキィは急に持ち上げられた。
・・・・引力の力で。
「ほわぁぁぁぁ」
リルキィを持ち上げたまま、レイルはランプを伝って上に登っていく。
「こ、怖い高いぃぃ」
リルキィは絶叫している。
一番上まで登ってくると、レイルはリルキィをおろした。

「ま、まさかとは思ったけどレイルさんて・・・・」
「クリスタルベアラーだ」
リルキィは、まだ真っ青な顔をしている。
「・・・・で、この魔物たちをどうするか・・だな」
レイルたちの前には、今はまれにしか見ない魔物たちが活動していた。
「・・・・・・問答無用ですー」
リルキィは急に口を開くと、一気に下へ降りた。
・・・・・そして、前方に黄色い光が飛び散った。

「・・・・・・・レーザー?」
リルキィは魔物を一掃すると、こちらを向いて答えた。
「私は、クリスタルベアラーです~」

偶然出会った、二人のクリスタルベアラー。

二人は、これから共に様々な戦いをしていく事になる・・・。



続く
スポンサーサイト

【2010/03/21 11:38】 | FFCC二次小説
トラックバック(0) |

No title
LandM(才条 蓮)
元ネタの作品をやっていないのでわからない部分も多いですが、モーグリが可愛いですね。クポーというのがやはりモーグリらしくて可愛くてすごく伝わってきますね。
どうも、場末でファンタジー小説を書かせていただいているLandMと申します。元ネタはわからないですが、これからも読ませていただきますね。

Re: No title
mimi346
初めまして!
私も、いつもLandM様の小説を見させていただいております^^
なので、まさかコメントを頂けるとは思ってもみませんでした(汗)
二次小説なので、元ネタが無くてすみません;
今度、機会があったらモーグリネタの小説をやってみようかと思います。
コメントありがとうございました!

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
No title
元ネタの作品をやっていないのでわからない部分も多いですが、モーグリが可愛いですね。クポーというのがやはりモーグリらしくて可愛くてすごく伝わってきますね。
どうも、場末でファンタジー小説を書かせていただいているLandMと申します。元ネタはわからないですが、これからも読ませていただきますね。
2011/01/25(Tue) 22:26 | URL  | LandM(才条 蓮) #19fPlKYU[ 編集]
Re: No title
初めまして!
私も、いつもLandM様の小説を見させていただいております^^
なので、まさかコメントを頂けるとは思ってもみませんでした(汗)
二次小説なので、元ネタが無くてすみません;
今度、機会があったらモーグリネタの小説をやってみようかと思います。
コメントありがとうございました!
2011/01/30(Sun) 16:54 | URL  | mimi346 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。