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日も暮れつつある夕方のこと。
「・・・ジーク、お待たせ!」
「すまないな急に呼び出して」
評議員の近くにある公園で、2人は待ち合わせていた。
「別に大丈夫だって。・・・・それより、聞きたいことって例のアレの事でしょ?」
「ん、ああ。・・・あれから、ジェラールはどうなっている?」
後半は少し声を潜めて彼が問いかける。
「とりあえず黒幕も明らかになった事だし、もう大丈夫かな。ただ、またギルド連盟に通告が来て『悪魔の心臓』を討つことになるかも」
『悪魔の心臓』・・・『グリモアハート』。
ゼレフ復活をもくろむ闇ギルドで、『楽園の塔』事件の黒幕でもある。
「・・・・そうか。黒幕の事、調べてくれたのはお前だろう?ありがとな」
「・・・ま、あたしだけの力じゃないんだけどね」
ニナはこっそりジークレインの様子をうかがう。
一瞬だけ、彼が複雑な表情になった気がした。
「・・・?ニナ?」
「あ、ううん何でもない。・・・そうそう、今日はジークの部屋泊まっていい?」
「・・・・・はっ??」
オレの部屋に・・・泊まるだと!?
「ああ、心配しなくても大丈夫。だいたいベット無しでも寝られるし、一食かそこら抜いても過ごせ・・・」
「い、いやそういう問題でもないだろ!?」
「あ、明日は仕事休みだし」
「そういうのでもなくてなっ!!・・・男の部屋に・・泊まるんだぞ?」
「・・・何、顔赤くしてんの?うわーやらしい事考えてるよ絶対」
いや、考えてませんが・・・。
とりあえずこれ以上話していると面倒な事になりそうなので、仕方なく承諾した。
「やったー!!楽しみだなぁっ」
・・・・・嫌な予感がする。


その予感は見事に的中した。
「ちょっ、何この写真!超古っっ!!ウケるんですけどー」
「・・・・・・」
「・・・はー。意外と散らかってないし、たいして面白い物もないし、なんかつまんないなあ。ちょっと期待はずれだったかも」
「・・・じゃあ帰れ」
「ヤダ。お腹空いたし何か食べない?」
「・・・食べたら帰るのか?」
「寝る。この部屋で」
さすがのジークレインも、あきれて物も言えない。
こいつはワガママお嬢様か。
「何にするー?・・・・お、シチュー発見。今晩はシチューに決定~」
・・・・はあ。


「・・・・あー、もうこんな時間だね。そろそろお風呂入ろ」
「・・・おい。お前さっきから、ここを自分の家だと勘違いしてないか?」
「あ、ジーク。覗いたら本気で殴るからね。じゃ」
「完全無視!?」
バタン。
更衣室のドアが勢いよく閉められた。
「・・・先に寝てるか」
シャワーも済ませてしまった彼は、ゆっくりとベットに入った。


「・・・・なんで隣で寝てるんだよ・・・」
途中で起きてしまった彼は、図々しく隣で寝ているニナにあきれ果てる。
(ベット無しでも寝れるとか言っていた奴は誰だっけ?)
幸せそうに眠る彼女。
その寝顔を見て、起こすのをやめる事にした。
「・・・まあ、たまにはいいか・・・」
「zzz...」
彼はまたごろんと横になる。
(それにしても、何か狭いな・・・)



続く
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【2010/10/17 13:06】 | FT二次小説
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