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「・・・・ジェラール?」
買い物を済ませて、ジークレインが家に戻ってきた時の事だった。
ジェラールが、いない。
(あいつ・・・どこにいったんだ?)
こんな朝早くに出掛けたのだろうか?
「もしかして・・・ニナの所に行ったのか?」
ジークレインは急いでニナの家へと向かう。

「・・・・ニナ!ニナ!!」
ガチャリと扉が開く。
「・・・ジェラールが、来てないか?」
息も絶え絶えになりながらジークレインは尋ねたのだが、
「・・・・え、ジェラール?来てないけど」
「!?」
予想外の応答だった。
ひどく、胸騒ぎがした。
「あっ、ジークレイン!?ジェラールがどうしたの!?」
また走っていくジークレインの後をニナも慌てて追う。

「・・・・ジェラール!!どこだ!?」
やっぱり家にいない。
ふと、テーブルの上に紙が置いてある事に気付いた。
・・・・その紙には、妙なマークが描かれていた。
「ジーク、これって・・・、このマークって・・!」
この間、本で見たあのマーク。
黒魔術を信仰する宗教集団のマーク。
この紙が置かれた、その家の者は・・・
連れ去られた、という事・・・・。
「ジェラールが・・・連れ去られた・・・?」


「・・・これから、どうすればいいんだろう・・」
翌日、ニナはとぼとぼとジークレインの家へ向かっていた。
これは子供2人でどうにかできる問題ではない。
(とりあえず、ジークと相談してみよう)
「・・・ジークレイン?起きてる?」
コンコン、とドアを叩いてみるが返答はない。
「ジーク?」
ドアノブを回すと、鍵は開いていた。
「入るよー」
入ってみると、そこには・・・
「・・・!!ジークレイン、大丈夫!?」
青ざめたジークレインが床に横たわっていた。
「・・・・・ニ、ナ」
「もしかして、昨日から何も食べてないの!?何か作る!?」
「・・・・いらない」
「・・・ジーク・・」
やはり、ジェラールの事が相当ショックだったのだろうか。
ニナだってショックを受けたのに、ジークレインはもっと・・・
「・・・・・」
「ジークレイン・・これから、どうする?」
「・・・・・・」
「あたし達だけじゃ、上の人たちは何も動いてくれないよ・・・」
「・・・・・」
彼の顔がわずかにこくん、と揺れたように見えた。
「あたし・・もっと調べてみる。ジークは?」
「・・・・・・」
「・・・じゃあ、あたし・・図書館にいるから」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

その後、随分調べてみたが思うような成果は得られなかった。
ニナもジークレインも肉体的・精神的共に疲労が溜まり、それぞれ異常が出ていた。
ニナは以前に増して無口になり、また寝不足などで食がどんどん細くなっていく。
ジークレインはもっとひどく、声が出なくなってしまった。
放心状態で、何も手が付けられないのだ。

転落してしまった2人は、この闇から抜け出せるのだろうか・・・・。



続く
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【2010/10/24 20:21】 | FT二次小説
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