主にFAIRY TAILの二次小説とオリジナル小説を書いているブログです。CP要素が含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。
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「うおおおぉぉっ!!雪だーっ!!雪だぞルーシィーっ!!」
「なんでこんなに興奮してんのかしら・・・」
ナツは外に出て雪を見るなり、急に暴れ始めたのだ。
今日はクリスマスイブ。
(・・・ホワイトクリスマス、かぁ・・)
ナツの気持ちも分からないでもない。
なんてロマンチックなクリスマスなのだろう。
「・・・・んぎゃっ!!」
ボフッと顔に何かが当たった。
・・・冷たい。雪だ。
「雪合戦だーっ!!オラァッ!!」
「きゃぁぁっ!?」
ボフッ。
「何すんのよー!?えいっ!!」
ボフッ。
「いてっ!このー!!」
ボフッ。ボフッ。
「やーっ!!」
「とぉーっ!!」
ボフボフボフボフ。

・・・ロマンチックなクリスマスが台無しだと、ルーシィは心の片隅で思った。


「・・はー。疲れたぁ」
ルーシィがへたっと座り込むと、隣でナツが何かを作っている事に気が付いた。
「・・・何、作ってんの?」
覗き込んでみると、彼は雪だるまを作っているらしい。
「可愛いじゃん、その雪だるま」
「・・・・ルーシィ、ちょっと下がってろよ」
「・・・へ?」
言われた通りに彼女が後ろに下がると・・・・
ボゴォォッ!!
「きゃあああっ!?」
「ルーシィ、見てみろよ!雪だるまが燃えてるぞ!!」
「あんたが燃やしたんでしょうがっ!!」
せっかく作った雪だるまを燃やすなんて、ナツは何がしたいのか。
というか雪だるまがかわいそう。
そう思ったとき。
「・・・え?」
炎が雪だるまのシルエットとなり、そして完全に雪だるまの形となったのだ。
「・・・・キレイ・・」
ルーシィが思わず呟いてしまうほど、その光景は美しいものであった。
「な?これが見せたかったんだ」
「・・・もしかして、これがクリスマスプレゼント・・なの?」
「おう!」
「・・・・何気に安上がりな物にしてんじゃないわよーっ!!」
バキッ。
「ごぺっ!べ、別にそんなつもりじゃ・・・」
「・・・・あたしのクリスマスプレゼントなんて、すっごい時間かかったのよ!?」
そして彼女は、ナツに包みを強引に差し出す。
受け取ったとたんナツはベリベリと包装紙を破り、中から取り出したのは・・・
「・・・手袋?」
「そ。あんたのマフラーとおそろい・・・でもないけど」
確かにその手袋は、白とグレーのボーダー柄となっていた。
「・・・ありがとな。おし、これでもっと雪だるまが作れるな!」
「ファイトー、ナツ」
早速手袋をつけ、また雪だるまを作っていく。
「・・・・よし、燃やすぞ!」
「ちょ、ナツ手袋!!」
遅かった。
ゴォォッ。
手袋はあっという間に、炎に飲み込まれてしまった。
「しまったー!!すまんルーシ」
「何 す ん の よ ー ー ー っ っ !!」
「ぎゃぁぁぁっ!!」

2人の喧嘩は、夜中まで続いたという・・・。



②へ続く
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【2010/12/24 19:31】 | FT二次小説
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