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ザァァァァ・・・・。
先程まで晴れていたはずの空は、まだ春だと言うのに急に黒い雨雲に覆われていた。
嫌な予感がした。
何か、とても悪い事が起きそうな・・・そんな予感が。
(これじゃ、待ち合わせどころじゃないな・・)
相手を思い浮かべ、心の中で密かに謝罪した。
淡く青年は微笑する。
が、その表情はすぐに険しいものへと変わった。
土砂降りの中、身動き一つしない人影が前方に現れたのだ。
(こんな時に誰だ・・?)
そっと息を潜めて近づいてみる。
するとこちらに気付いたのか、くるりと人影が振り向いた。
青年は思わず息を呑んだ。
「・・・初めまして、白騎士長『オリオン・ヴィアズ』さん」
「お前は・・・」
ドォン。
稲妻の光が、2人を照らした。


「エアルさん!」
エアルと同じく白騎士の男が、息を切らしながら走ってくる。
「どうかした?」
「た、大変なんです・・今・・・」
彼が口を開きかけた時、
「うわあぁっ!?」
「きゃぁぁっ!!」
「「!!」」
誰かの悲鳴だった。
「行こう!」
「はいっ!」

2人が現場に辿り着くと・・・
「だ、大丈夫っ!?」
さっきの悲鳴の主達が倒れていた。
「急いでアナさんを呼んで!」
「は、はい!」
『アナさん』と言うのは、第1部署専属の医師だ。
(・・・まさか、本当に裏切り者が?)
1人になったエアルは俯いた。
(どっちにしろ、この中に敵が・・)
何とかしなければならない。
そう思っていた時、バタバタと足音が聞こえた。
「エアルさーん、アナさん連れて来ましたー」
「ん、ありがとう!」
早速アナに診察してもらう事にした。
「・・・こりゃ傷がひどいねえ。それに、これは・・・」
ためらったように首を振ったが、やがて言葉を紡いだ。
「多分、『黒騎士』の仕業だね」
「『黒騎士』・・!?」
白騎士の宿敵、黒騎士。
あの『闇』の剣士が、『光』の剣士を襲っていると言うのか。
(絶対に、止めないと・・!)

その頃。
やけに暗い建物の裏に、その男はいた。
「・・・くく、ははは・・っ」
黒い髪を揺らして男は笑っている。
「俺が、全てを喰い尽くしてやる」
男の瞳が、闇の中で不気味に光った。
「・・・・『光』の奴等、待っていろ」



続く
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【2011/01/16 16:20】 | オリジナル小説
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No title
LandM(才条 蓮)
闇が光の奴を目の敵にしている・・・という構図ですね。
光あるところに闇がある。
光あるところに影がある。
歳をとればとるほど、色々考えますね。日なたの仕事もあれば、日蔭の仕事もある。日蔭がなければ成り立たない仕事もたくさんある…ということを考えると、影は非常に大切だと感じる。今日この頃ですね。
…どうも、LandMでした。

Re: No title
mimi346
またまたご訪問ありがとうございます。

そうですね・・私も、「光には闇があり、闇にも光がある」という事を意識して書いています。
・・・偉そうな事言ってすみません。

素敵なコメントを貰ってとても嬉しいです。

では、本当にありがとうございました!

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この記事へのコメント
No title
闇が光の奴を目の敵にしている・・・という構図ですね。
光あるところに闇がある。
光あるところに影がある。
歳をとればとるほど、色々考えますね。日なたの仕事もあれば、日蔭の仕事もある。日蔭がなければ成り立たない仕事もたくさんある…ということを考えると、影は非常に大切だと感じる。今日この頃ですね。
…どうも、LandMでした。
2011/03/11(Fri) 20:17 | URL  | LandM(才条 蓮) #19fPlKYU[ 編集]
Re: No title
またまたご訪問ありがとうございます。

そうですね・・私も、「光には闇があり、闇にも光がある」という事を意識して書いています。
・・・偉そうな事言ってすみません。

素敵なコメントを貰ってとても嬉しいです。

では、本当にありがとうございました!
2011/03/13(Sun) 19:37 | URL  | mimi346 #-[ 編集]
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