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「あんた・・オリオンに何をしたの?」
「・・・『何を』?」
黒騎士は妖しく微笑んだだけだった。
「オリオンはきっと何かに取り憑かれてた。さっきの言い方からすると、あんたが何かをしたようにしか思えない」
「そいつは、負けたんだよ」
「負けた、から?」
「だから、魔法でそうなった」
魔法!?
一体、どんな魔法であるというのか。
「ああ心配するな。お前に使うつもりはない。もう飽きたしな」
飽きた・・!?
「あんたは、人を何だと思ってるんだっ!!」
剣を握り直し、黒騎士に襲いかかる。
「『天の輝き(トゥインクル・スカイ)』!」
だが、魔法を発動しても黒騎士は動こうともしない。
それどころか、
「なるほど・・防御力と引き替えに、一度に与えるダメージを増幅させる魔法か」
そう呟いていた。
(何で・・・)
「何で、私の魔法を知ってるの?」
エアルは一度動きを止めた。
「くく・・」
それには答えず、口元を歪ませて笑う黒騎士。
「っ!」
今度こそ攻撃しようと足を動かした、その時・・・
キィンッ。
黒騎士の左目が、光った。
(まさか、この魔法・・!)
思考より身体が先に動いていた。
「く・・っ」
「何!?」
エアルは、ギリギリの所で魔法をかわしていた。
「瞳魔法を・・避けただと!?」
彼女は、驚いている黒騎士を睨んだ。
「『瞳魔法』を使えるって事は・・・あんた、もしかして黒騎士長?」
「・・・・・・」
無言。
「この魔法は、術者の視界に入っていないものには攻撃できない・・そうでしょ?」
エアルは自信たっぷりに微笑み、
「召喚・『青き星の魚(ライトフィッシュ)』!」
魔法は今度こそ当たった。
・・・はずだった。
「『闇空間(ダークドーム・スライサー)』」
黒騎士は、ただ剣を一振りしただけだった。
それなのに、
エアルの魔法が闇に飲み込まれ、消滅した。
「・・・・え?」
「何だ、この程度か・・」
わざとらしくため息をつき、首を振って見せる黒騎士。
「この、魔力・・・」
一つの魔法を消滅させてしまう程の魔力。
「お前が言ったんだろう?・・・俺は黒騎士長、ルーヴ・キリーダだ」
「・・・・・」
(強い・・)
彼女はそっと瞳を閉じ、深呼吸をした。



続く
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【2011/02/02 21:41】 | オリジナル小説
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