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「うーん、橋の町はやっぱり臭いですー」
「・・・よし、ここからはチョコボを使うか」
橋の町を出ると、レイルは言った。
リルキィが最初にいるチョコボに乗り、その先にいるチョコボにレイルが乗った。
そして、そのまま東部開拓地へ向かっていった。


「しかし、ここも変わったな」
ほとんど荒地しかなかった開拓地は、少しずつ緑が増えてきたのだ。
瘴気ストリームが発生しなくなった事もあるのだろうか。
「・・・でも、野牛が暴れまくっているのは変わらないですー」
畑の向こうの丘では、旅人や老人が今でも野牛に吹き飛ばされている。
「・・・・・確かに」
というか、なぜ野牛はここに住みついているのだろう。
そんな事を思っていたとき、向こうのほうから声を掛けられた。
「おお、新しい装置を設置してくださる方ですね!どうもご苦労様です!
 いやあ、これで少しは移動が楽になりますな」
今まで移動できてもランダムでしたからな、と中年のクラヴァットらしき男は言った。
「で、このあたりに設置すれば作業の邪魔にもならないかと」
クラヴァットの男は、隅のほうの壁を指差した。
「野牛に壊される心配もないしな」
野牛は、なぜか畑のほうに入ってくるつもりはないようだ。
「じゃ、つけてみるですー」
・・・・・・・カチッ。
「よし、あとは試しに使ってみるか」
レイルがそういうと、男はありがとうございました、お礼を言った。
「なにかあったら、ギルドのほうに連絡してくれ」
そして二人は、装置の作った渦の中へ入っていった。


「へー、こんな仕組みになってるですね」
行きたい場所のボタンを押し、渦の中へ入るとその場所にいけるらしい。
「ああ。普通、ボタンの隣にあるランプは光っているが、ボタンを押すと青く光る。
 で、ランプが黄色い時は渦が出来ない設計になっているらしい」
「へえ~。人を感知できるようになってるですね」
「そういうことだ。じゃ、旧レト水道と葡萄農園へ行くぞ」
「・・・えっ、それだけですか?」
「今はとりあえず、農作物・・・野菜が多く生産されている場所を優先に設置するんだ。
 あとはユークたちでも何とかできるしな」
ユーク族はベジタブルで、主食は野菜らしい。
「設置が終わったら、レト水道で昼食を取るなり、にじいろ葡萄を食うなりしよう」
レイルがそういうと、リルキィは目を輝かせた。


旧レト水道に無事設置し終わると、二人は装置を使って葡萄農園まで来た。
「ふわぁぁぁ、いい香りです~」
「そうだな」
「・・・・そういえば、この装置は行きたい場所に装置がなくても移動できるですか?」
レイルは一瞬考え、こう言った。
「・・・たぶん、な。もし失敗したら・・・・」
「したら?」
「・・・・さあ、どうなるかな」
リルキィは一瞬背筋がぞくっとするのを感じた。

「・・・・・・よし、設置完了」
「あとは、ユークが来るのを待つだけですー」
「とりあえず、暇つぶしにこの辺を回ってるか。どこか行きたいか?」
「じゃあ、ワイン蔵行きたいですー」
レイルは承諾しようとしたが、一瞬戸惑った。
「・・・・・お前、未成年だよな」
ワイン蔵で何がしたいんだ、という目だ。
「ワインの栓抜いて管理人に火を吹かせるですー。あの管理人面白いですー」
管理人には迷惑な話だな、と思った。
・・・・まあ、そういう自分も何度かした事はあったが。
その時だった。
「きゃあーーーーーッ!!」
広場のほうで悲鳴が聞こえた。
「どうしたんだ!?」
「何かあったですか!?」
クラヴァットの女性は、息を切らせながら走ってきた。
「な、なんか魔物が、急に・・・」
「魔物!?」
「・・・!!広場に暗い渦が見えるです!!」
「この辺の空も暗くなってきたな・・・・よし、とにかく人を避難させてくれ」
「はいっ!!」
クラヴァットの女性は急いで走っていく。
「・・・・よし」
「狩りの時間ですー」
なんか、どこかで聞いた事のあるセリフな気がする。

「ぎゃぁぁぁぁぁホネとムシがぁぁぁ!!」
リルキィは絶叫しながら広場を逃げ惑う。
「うわぁ来んな寒気がする寄るなーーーッ」
「・・・・いいから戦え」
「だ、だって・・・・」
「ブラッティボーンとコウベカブリとゴブリンぐらい、レーザー使えば一発だろ」
「・・・あっ、そうだったですー」
思い出したようにリルキィが言うと、レーザーをぶっ放す。
それでも倒れなかったブラッティボーンを、レイルは吹き飛ばして倒した。
そして、暗い渦は晴れた。

「・・・瘴気ストリーム出現時と同じ魔物だったな」
「巡礼の氷窟でもそうだったですー」
最近、何かがおかしい。
二人はそう感じていた。
「・・・・助かったよ!ありがとう」
後ろからがやがやと避難していた人達が来た。
「最近は、魔物がまた多くなってきているというが、まさかこんなところにとはなあ・・・」

装置を使ってやってきた、あいすやユークたちは、次々とお礼を言った。
「本当にありがとうございます」
「いや、それはこっちもそうだ。・・・クァイスになんとか言ってくれたんだろ?」
「いえ、それくらいいいんですよ。では、お疲れ様でした。
 また何かあったらよろしくお願いします」
「ああ」
「では、あとはゆっくりしてくださいね」

「・・・じゃあ、工房に寄ってからレト水道へ行くか」
「あ、その前にモグリ屋に寄りたいです~」
『モデルガン』を買いたいらしい。

「毎度ありクポー」
金を盗もうとするウサザルたちに気をつけながら、忘れられた森のモグリ屋で『モデルガン』を買った。
「・・・はあ、大出費ですー」
「でもまあ、いいんじゃないか?手に入れるのは結構大変だしな。
 ここは比較的手に入りやすいし、安いし」
「・・・・おぅ?」
森の奥で、クラヴァットの少女らしき者が見える。
「・・・・・・!!わ、私ちょっと先に昼食とか買ってきたり工房行ったりしてるですー!!」
リルキィはそう言うと、ものすごいスピードで装置のほうへ向かっていった。
「・・・・?変なやつだな」
そういったとき、そのクラヴァットに声を掛けられた。
「あ、あのー。すみませんが、このツルを取ってもらえませんか?
 ・・・・なぜか、取れなくて。仲間がこの向こうへ行ったみたいなんですけど」
「・・・変なツルだな」
レイルはそういうと、ツルをはがした。
「・・・!もしかして、クリスタルベアラー!?」
少女は驚くと、目を輝かせた。
「す、すごーい!!あっ、この人もしかして・・・!」
などとつぶやいている。
「・・・とりあえず、奥に進むぞ」
「・・・えっあっはい!!」

「・・・なんだこりゃ!?」
奥に進んだレイルたちの目の前には、巨大なモルボルが立ちふさがっていた・・・・。



続く
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【2010/04/04 13:05】 | FFCC二次小説
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