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「燃えてきたぞぉぉっ!!」
真紅の剣を片手に、ボスへ猛突進するナツ。
「おりゃりゃーっ!」
手当たり次第に剣を振り回しているが、敵には一切当たっていない。
追いついたエルザ達がナツを止めようとした時。
ビキィン。
鋭い音と共に、光の矢がナツに襲いかかった。
それはほんの一瞬の出来事で、当のナツも何が起きたのか分かっていないようだった。
吹き飛ばされるナツに、ルーシィが悲鳴を上げる。
(やはり私がやるしか無いか)
次はエルザの出番だった。
白く輝く大きな剣を握り締め、敵に向かって行く。
ギュンッ。
目に見えないような速さで移動し、攻撃を開始した。
キン、キンッ。
攻撃はボスに命中し、それを見た皆が歓声を上げた。
「すごーい!さすがエルザ」
敵も小さく、痛そうにうめいた。
そして3発目を当てた時、ある異変に気付く。
4発目の攻撃が出来ない。
もう一度試してみたが、やはり出来ない。
その隙をつかれ、ボスの攻撃に吹き飛ばされた。
「エルザーっ!!」
またも悲鳴を上げるルーシィ。
バランスを取り着地したが、エルザは内心かなり焦っていた。
(何故だ?何故、攻撃が出来ない!?)
彼女の心境を察しているのかいないのか、ルーシィがすくっと立ち上がる。
「よーし・・今度はあたしがやってみる!」
「ル、ルーシィがぁ?」
ナツがあからさまに不安を訴えたが、ルーシィの睨みに縮こまった。
「フフフ・・今日こそは、あたしの強さを見せつけてやるんだから!」
「おおー頑張れ~」
明らかに棒読みなナツの台詞を無視し、ルーシィは走り出した。
「行くわよ、バルゴ!」
「はい姫」
「って、1人で行くんじゃねーのかよ!?」
思わずつっ込むグレイ。
まずバルゴが先にボスに近付こうとしたものの・・・
ボコオン。
巨人の巨大なハンマーに数メートル先まで飛ばされてしまった。
「申し訳ありません姫ー」
「ちょっとぉ何やってんのよ!」
ボスは次にルーシィを標的に決めたようで、彼女に集中攻撃を始めた。
「きゃあああ!!何なのこいつ!邪魔よっ!!」
その時ふと思いついた。
ジャンプをして敵の頭部に乗り移れば、少しは楽なのではないか。
それを察したグレイが呆れたようにルーシィを見る。
「おいおい、無理だろ」
グレイを無視して、踏み込む。
「てぇぇぇぇいっ!!」
誰もが諦め状態でルーシィを見上げている。
だが、ルーシィは空中で2度ジャンプして敵の頭部に辿り着いたのだ。
「ええええええ!?」
「やったぁ!」
皆が驚き目を見開く中で、1人ルーシィだけが喜んでいた。
早速ボスの頭を踏みつけていると、外側の仮面が壊れ怪しい文様が出てきた。
「・・・何これ?」
疑問に思ったルーシィだが、敵が抵抗し始めたので一旦降りる事にした。
着地したルーシィがくりすとハイタッチをしている。
エルザにも思いついた事があった。
(まさか・・私達の体質が変わっているのか?)
今のルーシィの様子やエルザの異変から考えてみると、そうとしか思えない。
決定的なのは、今時分たちは異世界にいると言う事だ。
「皆、よく聞いてくれ。今のルーシィのように、皆の体質が変わっているのかもしれない。これを利用すれば勝てるかもしれないぞ」
「マジか!?」
「言われてみれば・・エルザも何か変だったしなぁ」
「そっかぁ、なるほど」
あくまで推測だが、とりあえずこの戦法で行くしか無い。
「じゃーさっさと片付けるぞ!」
「はい、グレイ様!」
先程まで戦いの様子をぼんやりと見つめていたくりすも、すっかり意気込んで指揮を取る。
「弱点は、あの頭の文様だよ!あそこを集中攻撃して!!」
今まで戦っていて皆に加え、ジェラルドも輪に加わった。
「「おーっ!!」」



続く
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【2011/03/08 20:00】 | その他二次小説
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